コメダ、コナズ、星乃、むさしの森も…なぜみんな「コーヒー」ではなく「珈琲」? 「珈琲系」カフェチェーン隆盛の"背景"

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コーヒーを注文。地域によって値段は変わるが、税込460~700円だ。

コメダ珈琲店
地域によって価格が変わるコメダ。都心の店だとコーヒー一杯600円~だが、フードメニューなどの豊富で、時間帯を選ばない(編集部撮影)

また、メニューを見ると食事メニューの多さに気付く。特にコメダは「逆詐欺」ともいわれるほど、サイズが大きいフードメニューが話題になる。

自慢のドミグラスバーガーは税込650~720円。その他、コメダ発祥の地である名古屋名物のあんかけスパは税込1020~1110円。セットにすると少し安くなるが、一緒に頼むと平均して、1500円ほどはかかる。

コメダ珈琲店
こちらはコメダのビーフシチュー。逆詐欺で知られるコメダだが、想像通りの大きさの商品もある(編集部撮影)

他のカフェよりも少し値は張るが、フルサービスでゆったりできる空間があるから、これでもいい。ファミレス代わりに使っているようなファミリーも店内では目立つ。

「厚利少売」モデルの「珈琲系」カフェ

コメダ珈琲店の特徴は、その多くが他の「珈琲系」カフェでも見られるものだ。

「フルサービス」の店が多いこと。さらに、値段は通常のカフェチェーンよりは高価だが、その分客席はゆったりしていて、いすやテーブルにもこだわっていること。また、食事メニューなども充実していて、それらでも客単価を上げていること。業態でいえば「喫茶」というよりも「喫食」に近いところも多い。

また、ある程度ゆったりした席の配置をかなえるために郊外を中心に店舗を配置することが多いのも、共通点の一つだ。 

たとえば、「丸亀製麺」でおなじみのトリドールホールディングスが手がける「コナズ珈琲」がいい例だ。「ハワイアン」をテーマにした店内は、調度品にもこだわっており、席の配置はゆったり。

一方で単価は高く、コーヒーとパンケーキを頼むと2000円近い値段になる。

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