「持って生まれた才能に差があるのは事実。でも…」KinKi Kids・堂本光一(46)が考える、《才能がなくても輝く人》の特徴
事務所の後輩や年下のスタッフと接していると、自分にはない新しい感性を持っているなと感じることがよくあります。世の中はすべて新しいものへと向かって変化していくわけだから、新しいものは努めて吸収していきたい。
そんな僕が後輩のために何かサポートできるんだとしたら、「つまんない、これ苦手」と思ってる仕事が面白くなるヒントを与えることぐらいかな。
うまくできないものに全力でぶつかって、できるようになると、楽しさがわき上がってきますから。特に僕らみたいな仕事の場合、楽しんで仕事に取り組めたほうがお互いのためにもなるし、作っているものにダイレクトに反映されたりしますし。
だから、うちの事務所でやっていくための適性があるとしたら、“ドMであること”でしょうね! 結局はそこですよ(笑)。失敗すらも楽しめるようにならないとやってらんないし、失敗を克服することに楽しさを見いだしていく精神が大いに求められるので。苦手だと思っていたことが逆に自分の武器になることもありますし、全力でやって打ちのめされて気づくことってたくさんあります。う~ん、俺の場合か(笑)。
どうすれば1%でもクオリティーを引き上げられるのか
うちの事務所に限らず、“受け入れる力”は大事じゃないかと思います。100%納得した上でやれる仕事なんて、世の中なかなかないですから。それは僕らだけじゃなく、社会人みんなそうでしょ?
60%くらいしか納得してないなかで「やらなしゃあない」となったときに、どうすれば1%でもクオリティーを引き上げられるのか。それをいつでもできる人がいわゆる“仕事ができる人”だと思う。
だいぶ本題から逸れましたが(笑)、話を戻すと、僕らの多くは賞をもらうために頑張っているわけではありません。表でも裏でも今自分にできる最大限をインプットして、アウトプットしていくのみです。
もちろん「あの賞を取る!」っていうのを目標にするのもありだと思います。それはそれで立派な目標ですからね。つまり、結論を言うと「人それぞれ」ということです(笑)。
もっと読む→→「誰かが求める“堂本光一像”に応えてこなかった」まもなくグループ名改名の「KinKi Kids」堂本光一(46)が《"女性アイドル"に共感する理由》
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