80代のAさんご夫妻は、双方とも入院中でした。
足の悪いご主人はある日倒れてほぼ寝たきり状態となり、奥様は認知症が進行していました。
病院はそろそろ施設に移ったほうがよいという判断で、ソーシャルワーカーがそれぞれに合わせた施設を探していました。
Aさんご夫妻は十分すぎるほどの資産をお持ちでしたが、なぜか施設が決まらないのです。
その理由は「身元保証人が見つからない」ことでした。
そのため、施設から入所を断られてしまうのです。
海外在住のひとり娘とは行き来なし
Aさんご夫妻には娘さんがひとりいるのですが、海外で暮らしているため音信不通状態とのこと。
病院の職員やソーシャルワーカーは、これ以上どうすることもできません。
しかも、資産の大半は認知症が進んだ奥様名義となっており、その分は引き出せません。
ご主人名義の預貯金についても、寝たきりでは引き出すことができません。
その結果、施設どころか、入院費支払いも滞るという有り様でした。
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