丁寧な人ほどやりがち「残念な言葉づかい」6つ シニア世代でも気づいていない人は意外と多い
とくにビジネスシーンでは、尊重や信頼の気持ちを適切に伝えられる言葉づかいが求められます。
職場で使うのは不適切な表現
次に挙げるような言葉づかいは、相手に不安や不快な印象を与えたり、相手の反発心を招いたりしてしまうことがあるので、なるべく避けるようにしましょう。
「たぶん」「だいたい」「とりあえず」「一応」「意外に」といった曖昧な表現は、具体性がないため相手を不安にさせてしまいます。そのため、とくに説明や説得をする際には、極力つかわないように意識したほうがよいでしょう。
たとえば、任された仕事の進捗状況を聞かれた場合には、「たぶん大丈夫です」ではなく、「○○物産の統計資料は、明日5時までに提出予定です」などと具体的な数字や固有名詞を入れて伝えると説得力が増し、相手も安心できます。
「先ほども説明いたしましたが〜」「何度も申しますが〜」「いえ、ですから〜」といった、高飛車・高圧的な口調も避けるべきです。こうした言い方をすると、相手は責められているように感じてしまいます。
自分は理解していることだとしても、相手にとってはじめてのことは、すぐに理解できないことも多いものです。説明を聞き直されたくらいで「先ほども~」などと相手に非があるような言い方をすると、相手に悪い印象を植えつけてしまいます。
「でも」「だって」「どうせ」という「D」ではじまる否定的な言葉のことを「3D言葉」といいます(「ダメ」または「だから(ですから)」を加えて「4D言葉」という場合も)。
たとえば、あなたも誰かと話していて「なるほど。でもさ〜」と返されたら、自分の意見を否定されたように感じるはずです。また、「だって」と言われたら言い訳をされているように感じ、「どうせ」と言われたら諦めや自己否定に聞こえるでしょう。
「3D言葉」は、「確かに」「そうなんだ」「なるほど」といった相手を受け止める言葉に言い換えるようにしましょう。
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