繁忙期に休もうとするZ世代社員への正しい対応 「耳を疑うような言い訳」を平気で並べる社員も

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できる上司のZ世代をモンスターにしない言葉
屁理屈が返ってきたら、理路整然と理屈で返しましょう(写真:jessie/PIXTA)

こんにちは。「メンタルアップマネージャ®」の大野萌子です。

管理職の方は、現在、会社の上層部と部下たちとの板挟みにあい、若い頃もさんざん我慢と苦労を重ねてきたのに、形は変われども現在もさまざまなストレスにさらされているという状況が続いています。そんな中、言いたいことをのみ込んでしまうこともあるのではないでしょうか。今回も、よくある上司の立場からの疑問をもとに、Z世代との関わり方について『できる上司のZ世代をモンスターにしない言葉』から、一部抜粋、再編集してお伝えします。

権利と責務はセット

上司のギモン①
権利ばかりを主張してきます。有給休暇や各種休暇は社員に与えられた権利ですから、行使するのはいいのですが、抑制的であってほしいと思うのは間違っているでしょうか。注意できないことなので困っています。

休みの希望など、当然の権利というのが、どこまで権利なのかとお困りになることもあるでしょう。誰にも権利はあるものですが、基本的に権利を主張するためには、責務を全うしなければならない、というのがセットですから、与えられた仕事をきちんとやっていないのに、権利だけを主張するという場合は毅然と対応して問題ありません。

また、職種や業務によって、社員に休んでほしくない繁忙期があるでしょう。そんな時期に休み希望が出たとしたら、もちろん希望の理由にもよりますが、「業務優先で、他の時期に休み希望を変更してくれないか」と話してみましょう。

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