2018年の政府が出した計画は達成へ
キャッシュレスの日常への浸透が止まらない。今年2025年は、日本のキャッシュレス推進にとって節目の年となりそうだ。
なぜそう言えるのか、理由は約7年前にさかのぼる。2018年に経済産業省が策定した「キャッシュレスビジョン」にはこう掲げられている。
つまり、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%にするとの目標を打ち立てたのだ。ちなみに決済比率とは、国の最終消費支出におけるキャッシュレス決済額の割合で算出する。
それから7年がたち、目安にしていた大阪万博開幕の2025年がいよいよ来た。振り返ると、10年前に当たる2015年のキャッシュレス決済比率は18.4%ほどだった。最も使われていたのはクレジットカード、次に電子マネーで、スマホのQRコード決済はまだ影も形もない。それが果たしてどうなったか。


















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