さらに「糖アルコール」が人気なのは、これまで安全性が高いといわれてきたからです。
特に「キシリトール」や「エリスリトール」は、とりすぎると一時的な下痢を起こす以外には、目立った危険性の報告がなく、なおかつ「食経験」があるということから安全性が高いといわれてきました。
ところが近年、少々風向きが変わってきています。
2023年、イギリスの医学雑誌『ネイチャーメディシン』が、「エリスリトール」が血栓を作り、心臓発作や脳卒中などのリスクを上げるという記事を掲載したのです。
血栓を作り「心臓発作」「脳卒中」のリスクを上げる
この記事を受けて、日本の薬学会の機関誌『ファルマシア』も「エリスリトール」の安全性についての記事を掲載。
『ネイチャーメディシン』で発表された調査をふまえて行われた2つの大規模な調査を紹介し、「エリスリトール」が脳卒中や心血管リスクの増大に関わるとしています。
「エリスリトール」は発酵食品や一部果物に含まれる微量の甘味成分ですが、「甘味料」としての「エリスリトール」は果物などと比べると1000倍もの濃度があると見積もられ、吸収速度も1000倍速いと言われています。
「甘味料」として摂取した場合、血中濃度が上昇し、2~4日もの間、血栓のリスクが高まった状態が続くというのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら