
決断を鈍らせた過去のトラウマ
決断しないといけない局面で迷う人というのは、その先にある失敗を恐れていることが多い。
“こういう失敗をするかもしれない”“ああいう危険があるかもしれない”“それを避けるためにはどうするか”と、あれこれ考えすぎるので、決断を先延ばしにしてしまう。
また、過去に失敗したことをいつまでも記憶に留めていて、同じ局面に立たされたときに同じ過ちを繰り返さないか慎重になりすぎて、前に進む一歩が踏み出せない。
しかし、迷い続けて選択を先延ばしにしていると、思考はどんどん後ろ向きになり、望ましい結果を引き寄せにくくなる。
のりお(37歳、仮名)は、婚活歴1年のバツイチ。前の結婚は29歳のときで、わずか半年で終わった。
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