
37歳の「決められない」婚活女性の失敗談です(写真:Pangaea/PIXTA)
結婚に必要なのは、“決断”と“覚悟”だ。
婚活をして成婚に進むまでには、お見合いをするかどうか、仮交際に入るかどうか、そこから真剣交際に進むかどうか、結婚を決意するかどうか……と、常にそれぞれのシーンで選択し、覚悟を持って前に進む瞬間がある。
仲人として、婚活現場に関わっている筆者が、婚活者のリアルな声を交えながらテーマ別に婚活を考えていく連載。今回は、“決断”と“覚悟”をしないと幸せを逃すという話をしたい。
決断を鈍らせた過去のトラウマ
決断しないといけない局面で迷う人というのは、その先にある失敗を恐れていることが多い。
“こういう失敗をするかもしれない”“ああいう危険があるかもしれない”“それを避けるためにはどうするか”と、あれこれ考えすぎるので、決断を先延ばしにしてしまう。
また、過去に失敗したことをいつまでも記憶に留めていて、同じ局面に立たされたときに同じ過ちを繰り返さないか慎重になりすぎて、前に進む一歩が踏み出せない。
しかし、迷い続けて選択を先延ばしにしていると、思考はどんどん後ろ向きになり、望ましい結果を引き寄せにくくなる。
のりお(37歳、仮名)は、婚活歴1年のバツイチ。前の結婚は29歳のときで、わずか半年で終わった。
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