
糖質オフスイーツの問題とは?(写真:kuro3/PIXTA)
「砂糖」と「油」が大量に使われ、「添加物」が入った「市販のお菓子」に不安を感じる人、日々の子どものおやつに悩む人のために、「無添加×安心×美味しい」「軽食・おかずにもなる」をコンセプトに、112のバラエティに富む「健康おやつ」を、両氏が開発した。
人生を懸けて「食の安全性」を追求し続ける安部氏が「『砂糖→太る→ダメ・悪者』と安易に考える人が知らない残念な真実」について語る。
「砂糖の効果」は「甘味」をつけるだけではない
前々回の記事(平気で「糖質オフスイーツ」買う人の超ヤバい盲点)で「糖質オフスイーツ」の仕組み、砂糖の代わりにどのような甘味料が使われるかについて述べました。
また、前回の記事(日本人が知らない「人工甘味料」のヤバすぎる裏側)では「発がん性などの添加物の安全性」も含めた「人工甘味料の大問題」についても解説しました。
「糖質オフ」にするために「砂糖」「でんぷん」を減らして「低糖質のもの」に置き換える……というのが糖質オフスイーツの発想ですが、これにはもうひとつ「大きな問題」があります。
それは砂糖を「甘味をつけるもの」としてしかとらえていないことです。
砂糖は食品加工や調理に使う際、「甘味」をつけるだけではなく、非常にたくさんの役割があるのです。これを専門用語で「物性」といいます。
まずは「砂糖の物性」について、次にまとめてみます。
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