「痩せたい!けど"甘いお菓子"も食べたい…」ダイエット中の人が平気で食べている「天然甘味料」の危険な真実

✎ 1〜 ✎ 84 ✎ 85 ✎ 86 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「糖アルコール」というのは「天然甘味料」の一種で、「キシリトール」「エリスリトール」「マルチトール」「ソルビトール」などがあります。

「キシリトール」はガム歯磨きに配合されているし、「エリスリトール」は最近人気のノンカロリー甘味料で、サラヤの「ラカント」にも配合されているものです。

「糖アルコール」は体内で消化吸収されない低カロリータイプとノンカロリータイプがあり、ノンカロリータイプは「エリスリトール」がほとんどです。

たしかに「人工甘味料」のような後味の悪さはないが…

甘さの度合いは、「キシリトール」は砂糖とほぼ同等、他のものは砂糖と比べて40~80%の甘みです。

甘みが低いのは「糖アルコール」の欠点でもありますが、砂糖を減らし、甘みを抑えた食品に利用されます。またその甘みはおおむねクセがなく、「人工甘味料」のような後味の悪さもありません

砂糖の欠点といわれる「甘みが強い」「寒天やチョコレートの表面に結晶化が起きる」「虫歯の原因になる」なども「糖アルコール」にはありません。

「人工甘味料」は敬遠するけれど、「キシリトール」や「エリスリトール」には抵抗がないという人も多いと思います。

とくに「エリスリトール」は食べ物や飲み物に広く使用され、「エリスリトール」を使ったダイエットお菓子のレシピもネットでたくさん見かけるし、レシピ集にも使われています。

「エリスリトール」はブドウ糖から微生物を使って作られるので、安価で大量に作ることができるのです。

次ページイギリスの医学雑誌が「驚くべき記事」を掲載
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事