ひろゆき「ひたすら本を読ませる教育は間違いだ」 日本人が知らない成績とシン読解力の相関関係

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男の子 本 集中
「ただ本を読ませるだけ」の教育で本当に良いのでしょうか(写真:ふじよ/PIXTA)
30万部超のベストセラーとなった『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の続編がいよいよ発売された。
新刊『シン読解力』で明かされるのは、50万人以上が受検したリーディングスキルテストの衝撃の結果。それは、想定以上の日本人が、誰もが読めるはずの教科書を読めていないということ。
「正しく読み解く力がないまま、ひたすら本を読んでも、意味がない」と指摘するひろゆき氏。前編の記事に続き、「シン読解力(教科書を正確に読み解く力)」の重要性について聞いた。

成績と「シン読解力」は相関する

日本の教育では「本を読め」と言いますが、正しく読み解く力がないままに、ひたすら読ませても意味がないのではないでしょうか。

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読解力がない状態で、たくさん本を読んでも、間違った情報が蓄積されるだけ。

それなら、早めに正しい「シン読解力」を手に入れたほうが、人生がラクになるのではないかと思います。

書かれている文章を間違ってインプットすれば、アウトプットする時も間違えますから、それはわけがわからなくなりますよね。

本書『シン読解力』には、「シン読解力」と成績は相関が高いと書かれていますが、それはそうだろうと思います。

実は僕も、数学や算数の文章題がすごく苦手でした。

教科書には「ある子どもがリンゴ5個とミカン3個を持っていました。合わせて何個でしょう」みたいな、現実にはあまりないような不思議な問題が書いてあるじゃないですか。

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