実は日本語が読めていない日本人
Xやヤフーコメントを見ていると「誰が見ても誤読しているけど、本人は気づいていないんだな」という人を結構見かけます。
誤読を指摘する人よりも、誤読をしている集団のほうが多くて、みんなで誤読をし続ける、みたいな感じです。
自分の日本語能力を客観視したことって、ないですよね。日本人同士では、「あなた、話すのが下手だね」とは言うけれど、「日本語が下手だね」とはあまり言いませんよね。
「日本語が下手」というのがどういうことなのかを客観的に示すことができないと、ただ相手の悪口を言っているだけにも聞こえてしまいます。
本書の中で、タレントの武田鉄矢さんが、日本語の文章を読み違えたのにそれを認められなかったという例が出てきます。
自分は日本語がうまいと思っているけれど、実は日本語が下手な日本人は多い。



















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