渋谷サクラステージ"閑散"に見る「再開発の現実」 渋谷の再開発はもう失敗してしまった…のか?

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施設は渋谷駅に直結している「SHIBUYA サイド」と、桜丘地区に隣接する「SAKURA サイド」の2つに分かれている。 

2棟とも、中・低層階にはレストランやショップが入るが、「SHIBUYA サイド」の高層階はオフィスや教育機関(大学)、一方「SAKURA サイド」の高層階にはマンションや長期滞在型のホテルが入居している。 

公式ホームページのマップで「TOWN MAP」と書かれている通り、施設全体が一つの「街」のようになっている。 

サクラステージの公式ホームページ。ブランズ渋谷桜丘やハイアットハウスなどの文字が。やはり「TOWN」なのだ(サクラステージ公式ホームページより)

でも、人が少ない…? 

さっそく歩いてみよう。歩き始めたのは、日曜の夜。といっても渋谷なので、ハチ公前や道玄坂、宮益坂には多くの人が歩いている時間帯だ。 

渋谷駅から直結するSHIBUYA サイドにはレストランが点在するが、人の入りはそこそこ。ただ、同時刻のスクランブル交差点やMIYASHITA PARKに比べると相対的に人は少ない。 

サクラステージ館内にはレストランがポツポツと存在する。空いている店も多く、繁盛店も多かった昔の桜丘を知る人はさみしく感じるかもしれない(筆者撮影)
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