渋谷サクラステージ"閑散"に見る「再開発の現実」 渋谷の再開発はもう失敗してしまった…のか?
昨年に全面開業した渋谷の「SHIBUYA SAKURA STAGE」(以後、サクラステージ)。商業施設や長期滞在型ホテル、マンションが合わさった複合施設で、渋谷で進む大規模再開発の「ラストピース」といわれていた。
そんなサクラステージ、昨年の終わりぐらいから「ガラガラ」なんて評判を聞くようになった。平日も休日も、とにかく人がいないらしい。
その噂は本当なのか? 今回は実際に現地の様子をレポートしつつ、現在進行中の渋谷再開発が「今のところ成功なのか、失敗なのか?」を考えてみたい。
結論からいえば、「半分成功、半分失敗」といったところ。どういうことか。
一つの街のようになっているサクラステージ
さっそくサクラステージを訪れてみた。同施設は渋谷駅西口と代官山駅の間に広がる「桜丘地区」に誕生。それまで、低層の建物が多く立地していた地区だが、このたびの再開発で一帯の風景は驚くほど変わった。


















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