将来が期待される若手社員 陥りやすい3つの不安 若手の離職を防ぐため上司にできることは何か?
ビジネスは正解がないものであり、ひとたび決断を下したなら、その決断を正解にするべく努力していくしかない。どんな会社にも、会社の決断に対して愚痴ばかりこぼしている「評論家」がいるものだが、上司は部下を評論家にしてはいけない。
そのためには、自ら決断を下す経験を積ませることが重要になる。部署で責任をとれる範囲の決断であれば、どんどん若手社員に委ねてみよう。決断の先には、それを正解にしようと努力する若手社員がいるはずだ。
大切にしなければいけない普遍的な観点
全5回にわたり、若手社員の離職を防ぐマネジメントについて解説してきた。「個人人格と組織人格」の観点や「We感覚」を育む重要性は、筆者がこれまでの経験から積み重ねてきたマネジメント哲学とも言えるものだ。第3回以降でお伝えした「MVP体験」「PRO化」「MGR経験」も同様である。
2回目:「転職当たり前」の時代に育てたい部下の"We感覚"
3回目:入社後3年以内に部下が退職、その「症例」と対応策
4回目:「隣の芝生は青い」若手を離職させる3つの"引力"
組織運営に唯一無二の正解は存在しないが、大切にしなければいけない普遍的な観点はある。記事で紹介してきたいくつかの観点が、若手社員の離職に悩むみなさまの一助になれば幸甚である。
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