センター試験と共通テストの大きな違い
昨今の入学試験において「知識量」や「思考力」と並んで評価の対象となっているのが「判断力」です。大学入学共通テストは「思考力・判断力・表現力」の3つを問うものであると文部科学省は発表しています。判断力が評価の対象になっているわけですね。
でも、疑問に思う人もいるのではないでしょうか。「判断力ってなんだ? どういう問題を出すってことなんだ?」と。
思考力は考えさせる問題を出すということなのだろうと推測できます。表現力はちょっと解釈が難しいですが、国語で「この文章の感想文として正しいものを選びなさい」みたいな問題が出題されているので、これらの問題で表現の能力を聞いていると考えることができます。
しかし判断力ってなんなのでしょうか? パッとイメージがつかないと思いますが、実際に共通テストの問題を解いてみるとわかります。センター試験のときよりも「迷わせる問題」「判断に困る問題」の出題が増えているのです。
センター試験のときは「これはかなり難しいけど、答え自体はわかるな」という問題が多かったです。



















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