佐山展生氏はスカイマークをどう変える? 「再上場の条件は"面白い会社"になること」
どこかのマネをしても面白くない
――再スタートを切った後のスカイマークの立ち位置はどうなっていくのか。
ANAやJAL(日本航空)はほぼ完成された超大手の航空会社だ。そこを追いかけても仕方がない。一方、LCC(格安航空会社)は値段さえ安ければ、時間も座席の狭さも気にしない、というときに乗るもの。
われわれがどこかのマネをしても、まったく面白くない。どこもやらないことをしないといけない。スカイマークの機材は「B737」1機種だけ。従業員数もANAやJALと比べれば格段に少ない。その分、機動力でいろいろなことにトライしたい。
「第三極」というのは、フルサービスでもLCCでもない、ということだけ。そうではなく、1でも2でもない「これだ!」というものを目指す。具体的には新体制発足後に説明する。


















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