忘年会は「幹事」が一番得する!"達人の方法"公開 意外に超簡単! 感謝され、評価も上がる!

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このサプライズ演出はいっきにその場が盛り上がるし、1人ひとりの意外な一面が引き出せるのでとてもおすすめです。1年の締めくくりに大いに笑って楽しいひとときを過ごしましょう。

トラブルが発生したときは…どう対処する?

会の最中は幹事も楽しく飲食していいのですが、時々は全体を見渡しましょう。

たとえば会話に入っていけない人がいないか、飲みすぎてちょっとオーバーヒートしている人はいないか、自分の話ばかりをしてまわりの人がうんざりしていないかといったことをチェックします。

もしそのような人がいたら、話が一段落したあたりで強引にでも割って入り、

「〇〇さんはシリアに滞在していたことがあるんだよね? みんなにその話をしてくれる?」
「●●さん、最近は趣味の釣りに行ってますか?」


 などというように、まわりの人に話を振って話題を切り替えてしまいます。

人の話を遮るのは抵抗があるものですが、それも幹事の仕事と割り切ります。でもこれをやるとみんな喜んでくれます。

「古河さんが話を振ってくれたので自分も話せてよかった」
「あの人の自慢話が長かったから途中で止めてくれてよかった」


 などと好感触の反応があることが大半です。

ちなみにこの「全体を見渡す」「カットインをする」ためにも幹事は端っこの席ではなく、真ん中に座るのがおすすめです。

幹事は何かと大変だし、苦労することもあるけれど、やってみれば楽しいし、大変な充実感があります。

「幹事などやったことがないから上手に切り盛りできない」と不安になるかもしれませんが、手を抜かず、気配りを忘れなければ必ずみんなに喜んでもらえます。そして一生懸命やっている姿を、上司はしっかり見ています。

ぜひ1年の締めくくり、忘年会をいい機会ととらえ、人との絆をよりいっそう深めていただければと思います。

古河 久人 2万人以上と食事し「食事の力」で人をつなげる「スーパーコネクター」

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こがわ・ひさと / Hisato Kogawa

KIZUNA PRODUCER。連日開催する食事会・勉強会を通じて「人と人をつなげて」出会いを演出する「スーパーコネクター」。

1959年生まれ。広島県出身。東京大学経済学部卒業。1981年住友生命保険相互会社に入社、主に管理部門に従事、執行役常務を経て2021年退社。

40代から「人と人をつなぐこと」の楽しさを知り、人脈活動(人活)を開始。自他ともに認める「内向型人間」にもかかわらず「食」を介することで政財界、学界、文化界、芸能界、スポーツ界と「各界につながっていない人はいない」といわれるほどの人脈を築く。

2021年に退社したのちも人脈活動でつながった人からのオファーで、50以上の団体・企業のアドバイザー、顧問、社外取締役、理事などを務め、会社員時代より多忙を極める。

一緒に食事をした人の数は25年間で累計2万人、この半年間ではじめて食事をした人は150人。年間800人と会食を行い、月平均5~10回開催する食事会はいつも数日で満席になる盛況ぶり。

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