また幹事は裏方のような仕事ですから、参加者は多かれ少なかれ、幹事に対して「感謝の気持ち」を持ってくれていて、「幹事の役に立ちたい」と思ってくれるものです。
たとえば感謝の気持ちで別の食事会に誘われたり、何かのときに人を紹介してくれたり……といった具合です。
私自身、幹事を通して、人生においてかけがえのない人とつながることができました。
とはいえ「幹事なんて難しそう⋯⋯」「自分は内向的だから幹事には向かない⋯⋯」と思っている人もいるのではないでしょうか。
私のような内向型人間がいきなり大きな会のやるのは気が重いのも事実でしょう。最初は少人数の会から始めてみるといいと思います。
それから何人かで幹事を担う場合、幹事同士の慰労会をやってみるのもいいアイデアです。幹事同士、そこで強い絆が生まれるものです。
では以下、忘年会で幹事デビューをする人でもラクに、しかも楽しくできる幹事術を紹介しましょう。
「店選び」「開催時間」は? 忘年会のセッティング方法
まず店を決めます。
忘年会で多いのは鍋物のコースや宴会パックの店だと思います。もちろんそれもいいのですが、あまり続くと飽きがくるものです。ベトナム料理や中華料理などで目先を変えるのもいいでしょう。
主賓がいる場合は、その人の好みを聞いて、食べられない食材・苦手な食材があれば、それを出さないようにします。
開催時間は2時間半~3時間が頃合いだと思います。それ以上だと飲みすぎる人がいたり、愚痴などを言い出す人が出てきたりしていいことがありません。
逆に2時間ではちょっと物足りません。2時間半~3時間がちょうどいいと思います。
忘年会のシーズンは連日飲んでいるという人も多いと思うので、翌日のためにも長丁場は禁物です。
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