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キャリア・教育 #考えすぎないコツ

「新年の目標設定」が"3日坊主"になる意外な理由 思い通りいかない世で、おおらかに生きる知恵

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  • 枡野 俊明 「禅の庭」庭園デザイナー、僧侶
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やわらかな心を持つことが、日々の苦しさを和らげてくれるとはいえ、ただ受け流しているだけでは、いつまでも現実は変わりません。

禅の教えでは、しなやかさと同時に「行動」も重視されています。

迷いや失敗を恐れずに一歩踏み出すことで、心が整い、次の道が見えてくるのです。

ここからは、「動くことで得られる成長」について考えてみましょう。

禅の言葉が示す、実践を重ねる重要性に触れていきます。

一つ動けば、一つ成長できる

目の前にあるコップに注がれた水は冷たいのか、温かいのか。

そんな些細なことすら、見ているだけではわかりません。

実際に飲んでみるか、手を触れてみる以外に、冷暖を知る方法はない。

冷暖自知(れいだんじち)」とは、そんな意味の禅語です。

何事も、そうなのだろうと思います。

要は、考えることより、動くことが大切。

本で読んだことも「なるほど、そうか!」と思っても、頭に知識を入れたのみでは悟りに至りません。

少しでも実践に移し、身体で会得してこそ、悟りと言えるのです。

ネットで何でも調べられる時代になり、部屋でスマホを弄っているだけでも「禅とは」「悟りとは」「丹田呼吸とは」と語れるようになりました。

しかし、情報を集められることと、「わかる」ことは、天と地ほどにも違うのです。

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【知識と実践の違い】

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