惜しい!日本人が間違いすぎる英語表現3つ 過ぎたるは及ばざるがごとし?!

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そのマヌカハニー、なんでも等級とやらがあって、ハナコさんが欲しかった等級のものは珍しいそう。何軒か探しまわって、ようやく自由が丘のオーガニックフードのお店でお目当ての品を見つけたらしいのですが、It was too expensive! (高すぎた)と言うではありませんか。何時間も歩き回って、結局買えずじまいとはくたびれもうけ。筆者がI'm sorry to hear that. (残念だったね)というと、そのほかのオジサンたちもうなずきながら「そうだね」と言わんばかり口々にThat's a shame. (可哀想に)やThat's too bad. (お気の毒に)と慰めていました。

皆さん、ちょっと待って! このThat's too bad.は皮肉っぽい感じで使われることもあって、「そりゃお気の毒さま(いい気味だ)!」みたいな意味に取られることもあるから注意しましょう!と筆者が話していると、ハナコさんが横からBut I bought it! (でも買ったんです)と言うではありませんか。

あれ? Did you buy the honey? (その蜂蜜を買ったの?)と聞くと、Yes, I did. But it was too expensive. (ええ、買いました。でも高すぎでした)と、ハナコさんは顔をしかめていました。

高すぎてもったいないお話

tooを使った表現は「~すぎる」という意味ですが、冒頭でお話したような「すごく~」や「とても~」という強調の意味で使われている「~すぎる」に使うと、このような誤解を招きます。たとえば、too expensiveは「ものすごく高い」という意味ではなくて「高すぎる(だから買えない・買わない)」という意味に聞こえてしまうのです。「ものすごく~だ」と強調したいときには、reallyやveryを使って、very expensiveやreally expensiveと言ってください。

ハナコさんがThe honey was too expensive. と言ったので、筆者は自動的に「高すぎて買わなかった」と思ってしまいました。ハナコさんはThe honey was really expensive.という意味で本当は言いたかったのです。

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