こんにちは。「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。
介護現場の離職理由のトップは、「職場の人間関係」だと言われています。
介護はその性質上、スタッフ同士の密なチームワーク、こまめな情報共有が求められる仕事であるため、ふだんのコミュニケーションがうまくいかないと、働きづらさを感じるようになります。では、コミュニケーションを円滑にするためには、どうしたらよいのでしょうか。
拙著『利用者・家族・スタッフに信頼される 介護のステキ言い換え術』から、いくつかの例を、一部抜粋・再編集してお伝えします。
「一般化」で相手を威圧してはいけない
「常識では」「一般的には」「普通は」「世間では」「みんなは」といったフレーズはすべて、「一般化」と呼ばれるものです。
一般化は、不特定多数の加勢を得るような表現で、大多数の人が知っている・できる・同じ考えをもっている、というニュアンスをもたせることで、相手を威圧し、服従させようとします。
自分の意見を伝えるときに、その正しさを相手に理解してもらおうとして使いがちです。
こうした表現は、ハラスメントにつながりやすいです。
それにもかかわらず、口癖になっている人も多いので注意しましょう。
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