職場では、「これくらいは知っておいてほしい」という思いから言ってしまいがちですが、「この程度のこともわからないのはおかしい」と相手を見下す嫌味も含むことがほとんどでしょう。
指導には、少なからず職位や経験などの力関係が影響するので、教わるときにプレッシャーを感じる人もいます。
不必要に相手をおとしめてはいけません。
業務を遂行できるようになってもらうには、まず、後輩や部下のわからないことや困っていることを丁寧に確認することが大切です。
その点をはっきりさせてから、具体的にわかりやすく指導するように心がけたいですね。
謝罪をし、事実を伝える
仕事でミスをしてしまったり、期限を守れなかったりして、謝罪をしなければならないときに言ってしまいがちです。
たとえ、完遂が難しい仕事であったとしても、「そもそも無理があった」と責任逃れをする言い方はNG。
引き受ける時点でわかっていたのであれば、そのときに相談しなければいけません。
不本意な出来事により、業務上のミスなどが生じた場合でも、その報告を不平不満から話し始めるのは適切ではありません。
自分の感情から話し始めると、「言い訳をしている」と認識されやすいからです。
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