東大生100人に聞いた!1日何時間勉強したのか 調査で見えた合格者の「時間の使い方」の共通点
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補足すると、休憩時間は「勉強時間と睡眠時間以外」の時間です。そのため、お風呂に入っている時間や、移動の時間・食事の時間も含まれています。
ご覧いただければわかる通り、勉強時間は「平日約4.4時間・休日約10.5時間」が平均でした。
土曜日は学校がお休みだと考えると、だいたい週に43時間程度の勉強をしている計算になります。睡眠時間は7時間以上で、休日の休憩や食事・風呂の時間は6時間程度でした。
いかがでしょうか?「そんなに勉強しているんだ!すごいな!」と考える人もいれば、「思ったほど勉強していないな。意外と勉強時間は少ないんだな!」と考える人もいるでしょう。
もちろんこのデータはあくまでも目安なので、人によってさまざまです。東大を目指す学校によっては、学校や塾の比重が大きい場合もあります。
ただ「週43時間勉強すれば東大に受かる」というわけでもないのです。とはいえ、いくつかこのデータから見えてくる「東大生の時間の使い方の共通点」もあります。以下で、3つ紹介させてください。
時間の使い方の共通点
1 隙間時間を上手に活用している
まずこの勉強時間のデータには、机に向かっている時間だけでなく、隙間時間の勉強も含まれています。
例えば学校への行き帰りの電車の中で勉強している時間や、学校の休み時間で授業の復習をしている時間も、ここに含まれます。
この4.4時間の内訳の中には、多くの「隙間時間での勉強」が含まれているのです。東大生の中には1時間以上も隙間時間で勉強をしていたという人もいました。
実際に話を聞いてみても、東大に合格した人は隙間時間の活用方法が巧みな場合が多いです。いついかなるときでも「ちょっとの時間で勉強できるように」と英単語帳やノートを持って勉強している人や、先生が「パワーポイントのセッティングをするのに1分かかるから、少し待っていてくれ」と授業準備をする間にも、勉強している人もいます。そのほうが成績も上がりやすいです。
学校以外でも、耳さえ自由な状態であれば、YouTubeで勉強系の動画を流したり、リスニングの練習をすることも可能です。家だったら、風呂時間を使って、勉強動画を流し見することもできますよね。満員電車の中でスタディサプリをラジオ感覚で聞いていたという東大生もいました。このような隙間時間も勉強時間にカウントすると、平日でも約4.4時間の勉強が可能になるわけですね。
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