②対義語でなくてもOK
3秒以内でポジティブワードを発する、といっても、3秒もあっという間ですし、意外と咄嗟には出しづらいものです。そこで、特に口ぐせになっているネガティブワードに対しては、それに合わせたポジティブワードをあらかじめ用意しておくことがオススメです。
なお、用意するポジティブワードは、必ずしもネガティブワードの対義語である必要はありません。例えば、「よし!(やるぞ)」「さあ!(サクッと片付けるぞ)」などの掛け声でも、ポジティブな気分になれるのであればOKです。
「じつに面白い」でプラス思考に
2000年代後半のフジテレビ系推理ドラマ『ガリレオ』で、福山雅治さん演じる主人公・湯川学が難題に挑む際、「じつに面白い」という決めゼリフを使っていました。
小説の原作者がトヨタグループ出身者という親近感もあり、当時よく面白がって同僚とこのセリフを真似ていました。あらためて考えると「じつに面白い」という言葉は、ネガティブからポジティブへと感情スイッチをスムーズに切り替えることができる言葉ですね。
いずれにしても、みなさんの気持ちがゼロよりプラスになる言葉、かつ、どこでも遠慮なくすぐにつぶやける言葉がオススメです。
もしネガティブワードを言ってしまったら、必ずこの言葉を唱える、という「魔法の言葉」をつくっておき、ネガティブ感情を3秒以内にポジティブ感情に塗り替える習慣をつくりましょう。
世の中には成功者の名言集などが数多く出回っていますが、やはり口ぐせは大切です。いつもネガティブなことばかり言っているのか、ポジティブな発言が多いのか、ほんの些細な違いが自分の思考や行動、体調をも変えているのです。
ぜひポジティブな口ぐせやルーティンで、仕事の着手もどんどん早めていきましょう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら