予期せぬミスやトラブルで「メンタルを保つ方法」 「反省文」を書いてもミスが減らない根本原因

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トヨタで学んだハイブリッド仕事術
思考が停滞している時間」=「ムダに悩む時間」を減らすためのさまざまな方法や工夫を説明します(写真:Fast&Slow/PIXTA)
「一生懸命頑張っているつもりなのに、なかなか成果が出ない」「目の前の仕事が片付かないまま、次の仕事がどんどん山積みになっていく」「同じ失敗やミスを繰り返してしまう」――。
社会人であれば、このような悩みに一度はぶつかったことがあるのではないでしょうか。
真面目で一生懸命な人ほど、こうした不安や焦りを抱えがちです。ムダな時間・手間・ストレス取り除き、効率良く成果を最大化するためにできる仕事術をトヨタグループで体得した森琢也著『トヨタで学んだハイブリッド仕事術』より、一部抜粋・編集してお伝えします。

メンタルを乱されない仕組みづくり

仕事のなかで、無理難題に思える依頼や指示が舞い込んでくることがあります。ときには、予期せぬミスや不具合、トラブルが起こり、周囲にも迷惑をかけ、八方塞がりに思える状況で、どうにか挽回を図らなければいけない場面もあります。

トヨタグループ勤務時代、私はそんな場面で、「そんなこと絶対にできない」「解決策なんてあるわけない」と、憤りにも似た気持ちになったりしました。感情にまかせて「できない理由」を延々と思い浮かべ、頭はパニック状態です。

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