図解「失敗から成長する人しない人」の決定的差 失敗を繰り返し続ける人が陥りがちな思考とは

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
失敗の捉え方の図
失敗を全て背負い込んだり逆に誰かのせいにしていませんか?(イラスト:たきれい)
失敗や問題が起きたとき、どうしたら優れた思考を発揮し解決に導くことができるのでしょうか? またそこから成長しより良い人生を手に入れられる人とそうでない人の差はどこで生まれるのでしょうか?
名著からベストセラーまでやさしく読み解くブックガイド『「思考法」の必読書50冊、1冊で図解してみた』では、問題解決や新しいアイデア創出につながる優れた思考法を紹介しています。今回はその中から『クリティカルシンキング入門篇』を解説します。

失敗から学べない人の考え方とは?

「思考法」の必読書50冊、1冊で図解してみた

『「思考法」の必読書50冊、1冊で図解してみた』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

「何度も同じミスを繰り返してしまう」

「問題が起きたときに誰かの責任にしがち」

「全ての失敗が自分のせいだと思い過度に落ち込んでしまう」

こういった悩みを抱える人もいるのではないでしょうか?

私がそうした人におすすめしたい書籍は『クリティカルシンキング入門篇』です。本書で解説されている思考法を活用すれば、どのような態度で失敗や問題を考えるべきなのかを学ぶことができます。

本書のポイントを3つにまとめて、図解で解説していきたいと思います。

①起こった出来事の原因を探るとき、「状況」よりも「その人」の責任にしがち
(イラスト:たきれい)

Aの原因はBにあるというような推測を「原因帰属」と言う。正しい原因帰属は、実は意外に難しいものです。物事の原因を正しく推測できるほど改善の可能性が高まり、逆に間違った原因を結び付けるほど、失敗を繰り返し問題は拡大を続けてしまいます。

次ページ正しく「原因」はどうやって見つけるのか?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事