図解「失敗から成長する人しない人」の決定的差 失敗を繰り返し続ける人が陥りがちな思考とは

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②自己欺瞞は人の自尊心を守ろうとする行動だが、過剰になると失敗を誘発する
(イラスト:たきれい)

自己欺瞞の要素を知りながら、本当の自分を理解していくと正しく問題を改善できます。自己を正当化してしまうことは誰にでもありますが、過剰になると問題を大きくしてしまう苦しい人生になってしまいます。

③出来事の原因を正確に推測できるほど、人生をより改善していける
(イラスト:たきれい)

改善に近づく効果的な原因推測が重要です。例えば、間違った努力や努力の量が足りていなかったなど。変えられない性格などの非難ではなく、健全な自己非難を心がけましょう。原因は改善できる行動に設定するようにしましょう。

「新しい思考法」を身につける

優れた思考法は、問題解決のための新しい道を教えてくれます。また、目の前の壁を打ち破るような効果を持つときさえあります。

誤った「原因帰属」や過剰な自己欺瞞は、失敗や問題を大きくしあなたの人生を苦しめることとなります。性格や才能ではなく行動自体を反省する態度を身につけていただければと思います。
 

鈴木 博毅 ビジネス戦略、組織論、マーケティングコンサルタント

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すずき ひろき / Hiroki Suzuki

1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。貿易商社にてカナダ・オーストラリアの資源輸入業務に従事。その後国内コンサルティング会社に勤務し、2001年に独立。戦略論や企業史を分析し、新たなイノベーションのヒントを探ることをライフワークとしている。『「超」入門 失敗の本質』(以上、ダイヤモンド社)、『実践版 孫子の兵法』(プレジデント社)、『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』(かんき出版)など著書多数。

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