今「仕事を掛け持ちしない」のはリスクでしかない 安定した収入があれば新しいことを始められる
足し算ではなく「掛け算」で伸ばす
大谷翔平選手が二刀流にこだわる理由についてですが、私は勝手に、彼がそこに相乗効果を見いだしているのだと思っています。
「打者でも投手でも通用することを証明したい」などという陳腐なものではなく、「打者と投手の両方をやっているからこそ、どちらも伸びているのだ」と彼自身が確信しているのではないか、と。
実は、こうした感覚こそ、新しい時代を生き抜く重要なカギだと私は考えています。
これまで、人の努力は「足し算」で増えていく時代でした。
1カ月に10の努力をした人は、2カ月後には20の、3カ月後には30の実を得てきました。たとえば職人は、こうしてコツコツと技術を磨いてきたわけです。


















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