「東出昌大の再婚」叩きまくる人への強烈な違和感 "失敗した人"はいつまで叩かれ続けるのか

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東出さんはここでも、そのとき、感じたことを率直に語っていました。「後輩として現場で知り合って、おつき合いをはじめたのは今年に入ってから」「この土地で子どもを育てられることが楽しみ」などと新妻や子どもに対する現在の思いを率直に語りましたが、これ自体はさほど問題があるとは思えません。

ただ、今回は自らのYouTubeチャンネルとは言え、「『語りすぎてしまった』ことが叩きたい人にとってのガソリンになった」という感があります。

東出昌大
再婚の報告動画では、妻となる「花林さん」も登場した(画像:東出昌大 公式YouTubeより)

「語りすぎてしまう」ゆえの批判

今回の「ご報告」というYouTube動画は20分超に及びました。

その中には、「犬も人もすべてご縁ってどうなるかわかんないし、3年前は想像もしなかったけど、でも(知人からご祝儀をもらったあと、新妻と愛犬がそばで寝ている姿を見た)その瞬間、『俺めっちゃ幸せだな』って思って」などのいわゆる“のろけ話”もありました。

さらに、「『幸せのあとは不幸せ』とか、『幸と不幸は鎖のように』とか言うけど、そんな先の不安なこと言ってもしょうがないから。とにかく今は楽しめることを全力で楽しんで、お仕事いただけたらめっちゃ仕事して」「悩みはない、(って言うと)ちょっとバカみたい。あれ? 悩みって何だっけ。考えてもしょうがないことを考え続けると悩みになっちまいます」などと自身の価値観を語っていました。

叩きたい人にしてみれば、「幸せアピールしすぎ」「浮かれて自分語りするな」ということなのでしょう。思えば前述した3月や5月の再婚や子どもに関する発言も、語りすぎたことで叩かれる材料を自ら与えたところがありました。実際、彼らは元妻・杏さんや子どもたちを引き合いに出して東出さんを責めています。

ただ、「杏さんや子どもたちは東出さんが叩かれることを望んでいるのか」はわかりません。そうなのかもしれないし、逆に「同情されたらかえって迷惑」「そんな心の狭い人間ではない」などと思っている可能性もありそうです。

また、子どもたちに関してもフランスで幼少期を過ごしているだけに、日本人の感覚で「かわいそう」と決めつけるのは、やや乱暴ではないでしょうか。

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