「東出昌大の再婚」叩きまくる人への強烈な違和感 "失敗した人"はいつまで叩かれ続けるのか
もちろんこれほど東出さんが批判されるのには理由があり、それは2020年1月の不倫や杏さんとの離婚だけではないのでしょう。特に指摘されているのは、3月放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で結婚願望を聞かれ「今はない」と言っていたこと。
さらに5月配信の「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」(ABEMA)では「再婚する気はなく、交際女性もいない」ことや、杏さんとの間に授かった子どもたちに向けて「『いつでも来ていいよ』って言える親父でいたい」「だから新しい家庭を持つとかは全然考えてない」などと語ったことなどが厳しい声につながっています。
それでも東出さんは独身であり、なぜ祝い事でここまで叩かれなければいけないのか。一度の失敗でいつまで叩かれて、どんな報告だったら叩かれなかったのか。そもそも杏さんや子どもたちは東出さんが叩かれることを望んでいるのか。
さらに、これまでの経緯から、東出さんの人柄、評判、仕事などをベースに叩かれやすい人の特徴を探っていきます。
「人は1日で気持ちが変わる」が適用されず
不倫も再婚も「当事者の問題」であり、「当事者がよければいい」という前提があることは今や多くの人びとがわかっていることでしょう。それでも「言いたくなってしまう」、しかも「厳しい言葉をぶつけたくなってしまう」という対象になるかどうかは、やはり「当事者の言動次第」のところがあります。
東出さんはそのとき、感じたことを率直に語るタイプだけに、「一貫性がない」という点で厳しい声を受けやすい感は否めません。3月と5月の再婚や子どもに関する発言はその最たるところですが、特筆すべきは「東出さんが嘘をついたと思っている人はほとんどいない」こと。
東出さんは嘘をつくタイプではなく、そのとき、感じたことを率直に語るタイプとみなしたうえで、「それでもダメ」と批判しているのです。
東出さんのような「一度大きな失敗をした人は、『人間は1日で気持ちが変わるかもしれない生き物』という前提が適用されない」とみなされているのではないでしょうか。
相手が妊娠したことで「再婚して子育てに向き合っていこう」という気持ちに変わったことが認められず、数カ月前の発言を持ち出して「矛盾している」と結論付けるような声が目立ちます。
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