「極悪女王」ヒットが示す"復活できる人"の6条件 「復活できる人」と「消えてしまう人」の違いは?

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極悪女王
『極悪女王』配信記念イベントで、作品のモデルとなったダンプ松本氏とポーズを決めるゆりやんレトリィバァさん(画像:YouTube「Netflix Japan」チャンネルより)

9月19日から配信が始まっているNetflixドラマ『極悪女王』が大きな話題を集めている。

1980年代に大人気を博した女子プロレスのドラマ化と言えば、話題性十分のように見える。しかし、当時の熱狂を知らない若い世代にとっては「過去の出来事」ととらえられかねない。

ドラマを視聴すれば、質の高さ、面白さは実感できるのだが、その前から話題を盛り上げていたのが、ドラマの「配役」である。

クラッシュ・ギャルズを演じるのが、女優の剛力彩芽さんと唐田えりかさん。ダンプ松本を演じるのが、お笑いタレントのゆりやんレトリィバァさんである。このお三方は、地上波放送ではあまりお見かけしなくなった人たちであったと言える。

本ドラマは、1980年代の女子プロレスのリング上の戦いを描いているが、現在の女優たちの復帰の戦いのドラマが重なっている。ドラマの視聴者だけでなく、多くの人たちは、現在進行中の実世界でのドラマにも注目しているのだ。

『極悪女王』を彩る女優の“過去”

剛力彩芽さんは、2018年にZOZOの社長(当時)前澤友作さんとの熱愛が発覚、2020年には所属事務所のオスカープロモーションを退社し、個人事務所として独立し、活動を続けている。しかしながら、地上波放送をはじめとして、あまりメディアで見かけなくなっていた。

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