日産自動車の中国法人の日産中国は7月22日、現地合弁会社の1社である鄭州日産がピックアップトラック「鋒坦 Frontier Pro(フォンタン・フロンティア・プロ)」900台をラテンアメリカ市場に輸出したと発表した。
この車種はPHV(プラグインハイブリッド車)とエンジン車の2つのタイプがあり、設計から量産までの全工程を日産の中国人エンジニアが主導。ラテンアメリカに続いて、東南アジアや中東地域の市場にも輸出していく計画だ。
日産の主力合弁会社である東風日産も、同じく中国で現地開発したEV(電気自動車)の上級セダン「N7」をラテンアメリカや東南アジアに輸出する準備を進めている。同社はさらに、輸出する現地開発モデルの種類を増やしていくとしている。
急速なEVシフトが転機に
「わが社は中国に(現地開発した)極めて競争力の高い製品を持つと同時に、海外市場に充実した販売・アフターサービス網を擁している。両者を組み合わせることで、日産の海外市場での販売を底上げしていく」。日産のイヴァン・エスピノーサ社長は2026年4月、中国メディアの取材に応じた際にそう述べた。
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