上司が、いけすのコイに撒き餌をやるように、部下に何かを教えてくれるということはまずありません。
むしろ、部下が上司に気に入られるために、上司が必要とする情報を上納しなければならないのです。
ここで言うキーパーソンとは
②違う部署の「ちょっと偉い人」
③違う部署の気立てがいいけど仕事はイマイチな「デキないさん」
になります。
人に好かれるって大変ですね…
まず、『①偉い人の「秘書様」』です。
これは外資系企業の7不思議のひとつなのですが、(あとの6つは知りません)外資系の偉い人の秘書というものは、その偉い人が転職するたびにくっついてきます。
つまり、Aさんという人がなんちゃら投資銀行から、うんちゃら投資銀行に転職する際に、Aさんの秘書Bさんも一緒に転職するのです。
なぜでしょう。わかりません。めっちゃ仕事ができるのか、上司の弱みを握っているのかどっちかでしょう。
この秘書の方は、偉い方と業界をわたり歩いていますので、影番みたいなものです。秘書様は業界のことはもとより、会社のネットワークをすべて押さえています。
逆に言えば、秘書様に嫌われてしまえば、業界でも生きていけなくなるので気を付けたいものです。
秘書様はゴシップを糧に生きているので、こちらもゴシップを提供すれば、喜んで情報を共有してくれるでしょう。
そういえば、バンカーの男性が、秘書様に好かれるためにバレンタインデーの日には逆バレンタインと称して毎年、バラの花束とチョコレートを渡していました。
人に好かれるって大変。
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