外国人との会議で「成果」をカギは冒頭にある 60日集中特訓!ビジネス英語術 第26日

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会議の冒頭では目的をハッキリと!(Taka/PIXTA)

今日から8回は会議で使うフレーズについて学びましょう。メール同様、アメリカ人は会議でも結論から先に述べることが多い一方、日本人は起承転結の形で会議を進める傾向があります。

狩猟民族だったアメリカ人は1日の獲物の数が成果とみなされるのに対して、日本人は農耕民族だったので結果を得るために時間をかけて取り組む必要があったからだとも言われています。背景文化によってこうした違いが生じるのは、面白いと思いませんか?

会議で大事な 「minutes」って何?

さて、外国人との会議では目的を開始時に明確にすることが大切です。

The purpose of this meeting is to discuss an introduction of a flextime system.
この会議の目的はフレックスタイム制度導入について検討することです。

introduceは「紹介する」という意味だけしか知らないと、ビジネスでは困ることになります。これには「導入する」という意味もありますので是非、覚えておきましょう。

We should introduce a new production line system.
新しい製造ラインを導入した方がよいです。
*agenda …議事日程表、協議事項   
*minutes…議事録
 
 I will take the minutes. 
私が議事録を取ります。
 

minutesが「分」という意味を知っていても、「議事録」という意味があるということまで知らない方も多いでしょう。一つの言葉でも色々な意味がある場合が多いので、語彙力をつけることは大事ですね。

荒井 弥栄 Office Grace社長

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あらい やえ

株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。

現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。


【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫) 
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定

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