人間関係が劇的に好転「ムダな競争心」の捨て方 他人との比較は自分を卑下することにつながる

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グループで打ち合わせをするビジネスパーソン
人に好かれて人が寄ってくる人は、負けてもいいところで勝ちを譲るのが上手です(写真:yosan/PIXTA)
渋谷のど真ん中で売り上げを競う109店員と、張り込みや突撃取材で特ダネを狙う記者。その両方の経験を持つ山田千穂さんは、仕事を通じて「効果的な聞き方」を学んだそうです。
山田さんの新著『ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ』から抜粋し、3回にわたって「聞き方のコツ」を紹介します。
第1回:『元109店員で週刊誌記者が実践する距離の詰め方
第2回:『週刊誌記者が実践「圧倒的に距離が縮まる」会話術

負けるが勝ち

「とにかく人に負けたくない」という負けん気の強い人もいると思います。本気で勝負しなければいけない場面では、それが強みになるでしょう。ただ、人に好かれて人が寄ってくる人は、負けてもいいところで勝ちを譲るのが上手です。

たとえば、電車で席を譲る。外を歩いていて人とぶつかりそうになったら相手に道を譲る。大皿料理で最後の1個が残っていたら手をつけずに他の人に譲る。エレベーターで他の人に先に降りてもらう。

このように、勝ちを譲って小さな徳を積んでいる人は、本当に勝たなければいけないときのために、「勝ち貯金」をしているのです。

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