優しくして「舐められる人」「慕われる人」の境界線 「自分を犠牲にする優しさ」をふるまわなくていい
いつも他人の気持ちや都合を優先して、自分を抑えてガマンばかりしている「優しい気遣いさん」。他人を気遣ったり、親切にしたりするのは素晴らしいことですが、当の本人が実は心がすり減って、疲れているのなら「図太いメンタル」も身につけた方がいいかもしれません。ここで言う「図太いメンタル」とは「他者や周りの環境からネガティブな影響を受けても、いつも平然としていられる力」のこと。
本記事では、YouTube登録者25万人以上を持つ心理カウンセラー・るろうにさんの著書『もう誰かのためにガマンしなくていい 自分らしさを取り戻す図太いメンタルになる方法』より一部を抜粋し、「優しい気遣いさん」にもお伝えしたい、「他人の目を恐れない、したたかさ」について考えてみます。
「舐められる」「慕われる」たった一つの違い
「慕われる人」というのは、いつも周りに優しくしていて、困っている人がいれば助け役を買って出たりもする。
そうしてみんなから「あの人っていい人だよね!」ってイメージになって、いつもその人の周りには他の人が集まっている。もしその人が困っていれば、周りのみんなが助けてくれる、そんな人です。
一方で、「舐められる人」は、慕われる人と同じように他人のことを助けている。
なのに、なぜかいい人とは言われないし、周りから「あいつには多少ムリなことを頼んでもいいや」と思われて、大事に扱われないところがあります。
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