運気を下げる「他人への不満」を潔く捨てる方法 「おいしくない食事」を食べ続けていないか
2024年が始まりました。今年の目標や抱負を立てている人も多いでしょう。去年1年を振り返り、いろいろなことを整理するにもいいタイミングです。とくに、心の中のモヤモヤした悩みや重たい気持ちは、できるだけ早いうちにすっきりさせたいものです。
お悩み相談のYouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」が人気の禅僧・大愚元勝氏の著書『自分という壁 自分の心に振り回されない29の方法』より一部引用・再編集し、さまざまなストレスの元となる「不満」という感情を捨てるコツについて解説します。
その不満は誰に向けられたものなのか
今の自分が置かれている状況に納得できない。
つねに物足りなさを感じながら生きている。
こういった「不満」を抱えながら毎日を過ごしている方は、多いのではないでしょうか。自分自身の能力が不足している、望ましい環境が整っていないなど、そこにはさまざまな原因があるでしょう。しかしいずれにしても、心の中にモヤモヤした不満を持ちながら生きるのは、しんどいものです。
不満は、内的要因であれ、外的要因であれ、いずれにしても自分の望みがかなえられていないときに生じてくる感情です。
この感情に対処する際に、まず考えていただきたいのは、「不満の対象は誰か?」ということです。
自分に不満があるのか?
他人に不満があるのか?
これは不満という感情の取り扱い方を考えるうえでも、大きなポイントになります。
まず、自分に対する不満。
「まだこれだけしか給料がもらえていない」
「本当はもっと違う仕事がしたい」
「やりたいことがたくさんあるのに時間が足りない」
あくまでも自分の現状に対して、その自分自身が満足していないという不満です。
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