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運気を下げる「他人への不満」を潔く捨てる方法 「おいしくない食事」を食べ続けていないか

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  • 大愚 元勝 佛心宗大叢山福厳寺住職、慈光グループ会長
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「自分は高い給料をもらえて当然の存在だ」

その勘違いに気づいていない。すなわち、無知であるということですね。

もちろん、能力があり一生懸命に努力しているにもかかわらず、あえて安い給料で働かせているというブラック企業の場合はこの限りではありませんが、まずは「自分は本当に給料に見合う仕事ができているか?」ということを客観的に見つめ、自省することが大切だと思います。

業績不振により、「会社をリストラされた」という話は昨今よく聞かれます。「なんで私がリストラされなければいけないんだ?」と会社に対して強い不満や憤りを感じてしまう方が多いかもしれませんが、正確にいえば「会社があなたをリストラした」のです。

会社をクビになったあなたと、あなたをクビにした会社。本当の意味で不利益を被っていたのは果たしてどちらなのか?

あなたが会社にとって本当に必要な人材であれば、リストラなどされなかったかもしれません。

厳しい言葉になるかもしれませんが、自分に対する自分の評価と、自分に対する会社の評価が、まったく違うことに気づいていなかった……その可能性も否定できません。

「他人の心」はどうにもできない

他人への不満=満たされない欲求は、「こうあるべき」という自分の思い込みに縛られた「貪(とん)」、つまり欲に支配された状態。そして、その自分の思いどおりにならない腹立たしさが「瞋(じん)」の怒りへとつながるのです。

先ほどもお話ししたとおり、「自分から見えている自分」と「他人から見えている自分」のズレが、満たされない欲求を生み出してしまっています。

「あなたが自分をどう思っているか」ではなく、「他人があなたをどう思っているか」を知らなければ、この差を埋めることはできません。

自分自身が無知であるがゆえに、自分にとっても残念な結果を生んでしまうのです。

本気で解決したいのであれば、誰に対する不満なのかを改めてしっかりと考えなければいけません。それが自分に対する不満であれば、向上心となって高みを目指していくことに利用しましょう。

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しかし、それが他人に対するものであったとしたら、自分の「我」に端を発した不満でしかありませんので、捨てる、対象から離れる、割り切るなどの判断をしていきましょう。

自分のことは自分で努力できますが、他人のことは自分には努力できませんので、「どうしよう?」と考えたところで仕方がないですよね。

どうにもならないことに不満を漏らす。

その労力のほうがもったいないと考えて、あなたの心が楽になるように導いてあげましょう。

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