運気を下げる「他人への不満」を潔く捨てる方法 「おいしくない食事」を食べ続けていないか

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こういった自分に対する不満は、悪いものではありません。

なぜなら、いずれも自分のモチベーションや向上心につながる不満であり、これから成長していくうえでも糧となり得る感情だからです。

しかし、他人に対する不満は、そうはなりません。

「あの人のこういうところが気に入らない」

「部下(あるいは家族など)が自分の思いどおりに動いてくれなくてイライラする」

「会社が給料を全然上げてくれない」

こういった不満は、友人、家族、恋人、子ども、上司や部下、同僚など自分以外の他人に対して感じているものですよね。

しかし、はっきりいってしまえば、他人に対する不満は、持ち続けていてもなにもいいことはありません。

相手に対して不満を感じたところで、あなたが成長することはいっさいなく、ストレスにしかならない無駄な感情ということです。

この感情の裏には、「もっと〇〇をしてほしい」「なんで〇〇してくれないの?」などといった思いが隠れています。最も大切に扱われるべき「私」が尊重されず、「どうして私ばっかりこんな思いをしなければいけないのか!」という怒りを感じてしまっているわけです。

「おいしくない食事」を食べ続けていないか

先ほども述べたように、他人への不平不満を持ち続けることは、あなた自身のストレスにしかなりません。また、「あなたが不満を持っていること」を相手が知らなければ、ただ自分のなかで悶々としているだけなので、相手にとってはまったく関係のないことです。

「今の職場、上司が全然使えなくてありえない!」

「うちの夫は(妻は)家事も育児もなにもやってくれない」

「〇〇さんは、いつも自慢話ばかりで鼻につく」

などと、つねに他人への不満ばかり言っている人は、いわば「おいしくないとわかっている食事をずっと食べ続けている」ようなものなのです。

本気で今の状況をなんとかしたいと願っているのであれば、不満に思っていることを相手にはっきりと伝えて改善できるようにしていくか、「おいしくない食事」から離れる、捨てる、あるいはあなた自身が割り切ることでしか変えることはできません。

また、多くの方が実感されていることだと思いますが、他人を変えるのは非常に難しいことです。

使えない上司、頼りにならない夫や妻、感じの悪い友達にあなたの正直な気持ちを伝えるのは悪いことではありませんが、それによって劇的にあなたへの対応が良くなるということは、なかなかないでしょう。

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