「読書習慣が自然と身につく」本棚のつくり方 「図鑑・歴史シリーズ」全巻揃える必要はない

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「これを読んでほしい」と本人がよくもってくる本や、興味のあるジャンルの本をすぐ取り出せる場所に置いておくと、読書習慣が身につきやすくなります。

また、本の量が増えてくると、リビングも子ども部屋も雑然としてしまうので、子どもと一緒に、定期的に置いておく本を見直しましょう。子どもの興味や関心のあるものを把握することができます。

(画像:『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』より)
【リビングに置く本】
・よく使う本
・お気に入りの本
・子どもが興味関心を示している分野の本など

興味のあることを追求することで、やる気が上がる

子どもの勉強には、「親が学ばせたいものではなく、子どもが学びたいもの知りたいものを学ばせる」ということが重要です。

『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』(日本文芸社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

たとえば、わたしの下の子は、幼稚園から小学校低学年くらいの頃は爬虫類が大好きでした。当時は、爬虫類関連の本が家の中にどんどん増えていき、10冊以上の爬虫類の図鑑がいまも置いてあります。

爬虫類の本が5冊を超えたときに、新しい本がほしいのか聞いたところ、「いままでの図鑑には書いてないのが出ている」といっていたので、どんどん購入していきました。このように、子どもが好きなことをどんどん学べる環境を整えてあげることが、「子ども視点」の教育です。

好きなものを思い切り学ばせてあげるスタイルのほうが、子どものやる気が出て伸びていきます。

石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育評論家

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いしだ かつのり / Katsunori Ishida

1968年横浜生まれ。20歳で起業し、学習塾を創業。4000人以上の生徒に直接指導。講演会やセミナーを含め、5万人以上を指導。現在は「日本から 勉強が嫌いな子を1人残らずなくしたい」と、Mama Cafe、執筆、講演を精力的に行う。国際経営学修士(MBA)、教育学修士。著書に『子ども手帳』『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』、『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』ほか多数。

講演、執筆相談はこちらから。

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