「読書習慣が自然と身につく」本棚のつくり方 「図鑑・歴史シリーズ」全巻揃える必要はない

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(画像:『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』より)

■子ども用の本棚は図書館をイメージしよう

子ども用の本棚の購入を考えているご家庭は、図書館を参考にしてみてください。

不思議なことに、本を嫌いな子であっても、図書館に行くと本を手に取ります。

図書館は、それほど本を読むために完成された空間なのです。

子ども用の本棚をご家庭に用意する際は、図書館の児童書コーナーをお手本にするのがおすすめです。

どのようなタイプの本棚がよいか、棚の中の本の並び順はどうするのがよいかなど、参考にしてみるとよいでしょう。

【本を読みたくなる本棚のポイント】
・ 扉がない本棚にする
扉を開ける手間で、子どもは本を読むこと自体を「面倒だ」と思ってしまいます。
・ お気に入りの本は表紙を見せる
本はきれいに並べて、お気に入りのものを前にしたり、表紙が見えるように立てかけたりしましょう。そうすることで、子どもが手に取りやすくなります。
・ ジャンルごとに置く
子どもが小学校の高学年や中学生になったら、本はジャンルごとにまとめましょう。そうすることで必要な本を取り出しやすくなり、整理整頓もラクになります。

本棚の場所は子ども部屋? それともリビング?

本棚は子ども部屋とリビングのどちらに置いていますか?

結論からいうと、物理的な間取りの問題もあるので、どちらでもかまいません。

一般的には、スペースを確保しやすい子ども部屋に本棚を置くことが多いのではないでしょうか。

ただ、リビングに置くと、本が出しやすい分、子どもが本を読む頻度は上がります。もし、本が好きな子で、「おかあさん、この本を読んで」といつももってくるような場合には、本棚とは別に、リビングに本を置く専用スペースをつくってあげるのもおすすめです。

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