「読書習慣が自然と身につく」本棚のつくり方 「図鑑・歴史シリーズ」全巻揃える必要はない
親が子どもに本を読んでほしいと思って買い揃えた図鑑や歴史の漫画シリーズに、ほこりがかぶっていた、なんてことありませんか?
整然と並んでいて、大人目線で美しい本棚。これはよくある大人の勘違いです。では、頭のよい子の本棚にはどんな工夫があるのでしょう。教育専門家の石田勝紀氏の著書『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』より、一部抜粋、再構成してお届けします。
これからも紙の本は勉強の必需品
子どものために本棚を用意したほうがよいか、どんな本を揃えたほうがよいかということも、よく寄せられる相談のひとつです。
最近は、電子辞書も電子書籍もあり、スマートフォンやタブレットで情報を得ることができるようになってきたことも、本棚問題のお悩みの要因になっているかもしれません。
結論からいうと、勉強をするなら、ぜひ紙の本と本棚を用意してあげてください。
電子書籍が流通して何年も経ち、漫画や雑誌の需要は、電子書籍のほうが高くなったといわれています。ところが、それ以外の絵本や参考書などはいまだに紙の本の需要があります。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら