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キャリア・教育

「家族のためのものづくり」続ける父親エンジニア 自分の中でいかに当事者意識を育てられるか

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ーおぉー(感嘆)

でも動画を最後まで見てみてください。口元まで運ばれたご飯を食べるかと思いきや、食べない。

ー取ってしまいましたね……。

口元に運ぶことはできたけど、肝心の「食べる」という目的は達成しなかったんですよね。

ー切ないです。結局どうされたんですか?

まさかのこれでした。

(写真:エンジニアtype編集部)

ーこ、これは……。

スプーンです。要は「持つ」行為が苦手だったから持ちにくかっただけで、つかみやすい取っ手をつけてあげたら解決したんです。

これは息子がお世話になっている作業療法士さんのアイデアでした。「食べにくそうだったからプラスチック粘土で取っ手つけておいたわよ〜」って。それで一発解決でした(笑)

目的を見失ってはいけない

こんな風に、エンジニアであるがゆえに「ユーザー視点に欠ける開発を進めていた」なんて失敗に陥りやすいのかなとも思います。

ーというと?

技術に溺れてしまう、ということです。例えば、ロボット開発者が何から何までロボットで解決しようとしちゃうみたいな(笑)

これは何もロボットに限った話ではありません。エンジニアであれば、本業で得た知識やスキルを活かして「いっちょ作ってみるか」という気持ちになりやすいのではないでしょうか。

私の場合はまさにそうでした。この自動ご飯食べさせロボットの開発に着手した時期は、ちょうど本業の会社でロボット開発を行う部署に異動した頃でしたから。「日頃培った知識で本領発揮するぞ」なんて意気込んでしまっていた気がしますね。

ーモチベーションが高くて、ものづくりに向かう姿勢としては良い気がしますが。

はい、その心意気はいいんです。ただ、ついつい「ロボットの動きの滑らかさにこだわってしまう」みたいな事態は避けなければなりません。

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