「家族のためのものづくり」続ける父親エンジニア 自分の中でいかに当事者意識を育てられるか
「ユーザー視点に立つ」のは案外難しい。真剣にそれと向き合ってきたエンジニアほど、痛感するのではないだろうか。
ライフワークは「家族のためのものづくり」
家族、という一番身近なユーザーを相手にものづくりをしている開発者、おぎモトキさんもそんな難しさに日々苦心している一人だ。
おぎモトキさんのものづくりの先にいるユーザーは、自身の息子だ。一つ屋根の下で衣食住をともにし、生まれた瞬間からずっと彼の喜怒哀楽を見てきた。
手に取るように気持ちが分かると言っても差し支えないほど身近にいる相手でも「ああ、全然分かっていなかった」とユーザー視点の欠如を痛感することは日常茶飯事だという。
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