
今、企業のリーダーたちは難しい課題を突きつけられている。
「コロナ禍前のような働き方を続けるのか」あるいは「これをきっかけに仕事を大胆に“リデザイン(再設計)”し、仕事をより有意義で生産性の高いものに変えられるか」。
工場型オフィスは産業革命時代の遺物
人が生涯オフィスで過ごす時間は、9万時間とも言われてきましたが、パンデミックが起き、「リモートワークでも生産性が上げられる」「実は選択肢があるじゃないか」ということに多くの人が気づいてしまったと思います。
『リデザイン・ワーク 新しい働き方』には、富士通が、従業員のニーズを取り入れつつ、6万人の社員をリモートワークに移行させた話が紹介されています。
自分たちの仕事や業務内容には、どういう働き方が合っているのかを把握したうえで、デュアルなワークスタイルをデザインしていくことが重要ということです。
オフィスの起源は、15世紀ごろ、修道院で聖書を筆写するための机を持ったことがはじまりと言われていますが、近代オフィスの前提は、その後、18世紀産業革命の工場の延長です。
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