そのTOEICスコアが実は役に立たない理由 「使える英語」と両立を目指す5つの心得

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その1.「手段と目的の倒錯」に注意。

まずは認識を改めるところから始めましょう。「英語ができるからTOEICでも高得点が取れる」のであって「TOEICで高得点だから英語ができる証明には必ずしもならない」という前提がまずあります。

TOEICのリスニングとリーディングの試験で当然ながら発信力、コミュニケーション能力を測るのには限界があります。もちろん大切な能力の下支えをするパーツのひとつではあるものの、決して全体をカバーしうるものではありません。

小手先の解答テクニックを付け焼刃的に短期間で身につけても使える英語には当然つながりません。期間はやはりあればあるだけいい。そこでTOEIC受験のタイミングを利用してモチベーションをキープするというメリットが発生するのです。

高得点だから英語ができる証明には必ずしもならない

「再来月のTOEICまで英語を頑張るぞ」というやる気はほかでは得られない緊張感とモチベーションをもたらします。また試験への過剰な依存も様々な視野狭窄を生むので、TOEICのスコアアップは実際に使える英語を身につけるための「手段」であることは常に忘れないようにしましょう。

人はまっすぐなものです。一度火がついたやる気はその煌めきを増し没頭していきます。その中で「手段」がいつしか「目的」になる。そうなってしまっては、もうスコアアップと使える英語の両立はスタンスとして厳しいものになってしまいます。狙うスコアをはっきりと決めましょう。そして手段を手段として使い切る、その意思を持って、まずはしっかり臨みましょう。

その2.費やす時間をコントロールする

多くの慌ただしい社会人にとってネックになるのはやはり時間です。仕事があり、家庭があり、人付き合いに職場の環境などに1日の多くの時間を費やす現代人に、現実的な勉強時間の確保の方法はあるのでしょうか?

3つの提案があります。

①スキマ時間の活用
②無駄時間の軽減
③週末の最大活用

です。

①スキマ時間の活用に関しては具体的には通勤時間と休憩時間、その他の細切れの時間です。3時間あればなにかできるけど30分、15分では何もできないと決めつけていてはもったいない。1分なら1分でできることはあります。まずは自分の生活スタイルの中のスキマ時間を探してみましょう。そして計画としてその時間にはこれをする、と決めてしまいましょう。

そうすると通勤時間はもうただの通勤時間ではなく勉強時間になります。お風呂の時間、駅までの時間、寝る前の時間など、1日のうちには多くのすき間時間があります。そこをすき間で終わらせない工夫がほかの人と差をつけます。

②無駄時間の軽減はズバリ、スマホです。なんとなく眺めるツイッターやフェイスブックのタイムライン。なんだかんだで下手したら1時間経っていた、なんてことは日常茶飯事。一体どれだけの時間を費やしてきたのでしょうか。この時間を軽減するポイントは電源を落とすことです。集中するぞ、という時間がきたらスマホの電源を落としてみましょう。

それでもスマホに手が伸びるような人は日頃いかに自分が時間を浪費してきたか思い知ることになるでしょう。無意識に浪費してきた時間を自分の大切なスキルアップに使えればそれは立派な財産になります。

次ページではどのようなポイントを注意すればいい?
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