③週末を利用することは社会人の方には大きな差を生みます。やはりまとまって集中できる時間は大切なもの。ぜひ時間を決めて2時間、3時間、やるぞ、というふうに決めて割り当てましょう。
集中できる1時間のほうが、圧倒的に英語力につながる
そしてそれ以外は思いっきり大事なことに使ってください、思いっきり羽を伸ばしてください。そのメリハリがつけられないと「やらなきゃ」という「強迫観念」に追い込まれて、すぐに嫌になっていまいます。
そしてもうひとつ、週末の時間を最大活用するための鍵は平日の過ごし方、だということは忘れないでください。「週末たくさんできるから平日はいいか」では英語の力は伸びにくいものです。短くても平日やっていたことが週末で定着する、そういうイメージで取り組むといいと思います。時間の集中度にも注目しましょう
TOEICは2時間、非常に高い集中力を要する試験です。週末時間取れるから5時間のんびりやろう、では試験に耐えうる集中力とそこで発揮できる自身の英語の力は半減してしまいます。のんびりやる5時間ならガッツリ集中できる1時間のほうが、圧倒的に強靭な英語力につながります。
TOEICのスコアアップにつながるテクニックは数多く存在します。こういうパターンが来たらそれは不正解だから選ばない、こういう情報は解答に絡んでこないから飛ばして読んでいい、というようなものです。
試験を受けるのであればやはり点数は高ければ高いほうがいい、そういったテクニックもひとつの方法としてありだと思っています。ただ、鬼に金棒という言葉があります。鬼が金棒を持つから強いのであって、金棒だけを手に入れてもしょうがないというのは頭に入れておく必要があります。
SEO(検索エンジン最適化)といえば、ネットの検索結果の表示順位を上げるように工夫すること。自分の店や商品が検索結果の上位に来るようにいろいろと対策や操作ができてしまうので、グーグルなどもSEO対策に対し規制をかけたり罰則を設けたりしています。これについてある人が「SEO対策とは何か?」と投げかけた質問に対するグーグルからの回答があります、それは「SEOという概念がなければしなかったことすべてがSEO対策だ」というものでした。
これは非常にTOEIC対策にも当てはまる考え方ではないでしょうか?TOEICという試験がなければしない対策は、つまりTOEIC対策です。対策、準備を行うというのは決していけないことではありません。スコアアップと使える英語を身につける、という両立で鍵になるのがここのさじ加減で、バランスを崩してしまうと途端に足元がぐらつきます。
ポイントはスコアアップにつながる対策と英語力アップにも繋がるものを見極めること。具体的にいうと設問のリスニング時の設問の先読みは速く英語の意味を捉えリテンション(記憶保持)するのにとても役立つトレーニングのひとつです。
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