会話のコツは「あいづちのバリエーション」にある 場を盛り上げるあいづちの打ち方とは?
とはいえ、すべてをいきなり使い回せるようになるのは難しいので、たとえば1日に1つの単純あいづちを増やしていくように心がけることをおすすめします。
②「反復あいづち」のパターン
次に「反復あいづち」を解説します。反復あいづちとは、相手の発言の一部を繰り返すことで、「私が聞いたことに間違いはありませんね」という確認や深く聞いていることを示します。
たとえば、「〇〇なんですね」「〇〇ってこと?」「そっか〇〇」「はいはい〇〇」「ああ〇〇」「〇〇ね」「〇〇?」など、〇〇の部分に相手の発言の一部が入ります。「昨日ラーメン食べたんだ」「ラーメンね」や、「この後、台湾にラーメン食べに行くんだ」「台湾?」、「ラーメン4杯食べたんだ」「4杯も?」や「ラーメンにごはん入れて食べるのが好きでね」「ラーメンにごはん入れるんだ」などです。
反復あいづちの主な目的は、やはり相手に対して「ちゃんとこのように聞いていますから続けてください」という姿勢を示すことで相手に話し続けることを促しているのですが、姿勢をアピールしているだけでなく、実際に相手の発言を聞き間違えていないか確認していることにもなります。
オウム返しは、意味が広く会話を活性化する目的ではない場合も含まれるため、注意が必要です。単なるオウム返しをしてしまうと「聞こえなかった」「意味がわからなかった」「あなたの滑舌が悪くて聞き取れなかった」というニュアンスが強くなってしまう危険があります。
また、繰り返し使いすぎるとしつこさが出て相手をバカにしているようになり、相手を苛立たせてしまうかもしれませんので、会話を楽しむ姿勢であいづちをしましょう。
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