子どもの習い事について悩む親御さんは多いようです。中でも多いのが、子どもが「習い事をやめたい」と言ったときの対応についてです。
そこで、私の小学校教師としての経験と教育評論家の仕事の中で見えてきた対応方法について紹介したいと思います。
「習い事をやめたい」と言われたら
以下、ピアノを例に紹介したいと思いますが、他の習い事でも基本は同じです。まず大まかな項目を挙げておきます。
2、すると子どもはたくさん話せてすっきりする
3、やめたい理由が親にもわかる
4、ピアノは好きだけど、先生が嫌なら?
5、ピアノも先生も好きだけど、同じ時間帯に嫌な子がいるなら?
6、回数が多すぎるなら?
7、宿題として家でやるのが嫌なら?
8、発表会が嫌なら?
9、しばらくお休みして様子を見るのもアリ
10、ピアノが嫌なら?
1、子どもの話を共感的に聞く
とにかく、まずは子どもの話を共感的にたっぷり聞いてあげることが大切です。「そうなんだ。それは嫌だね」「そんなこともあるの?困るね」などの相づちを打ってあげれば、子どもは話しやすくなります。
2、すると子どもはたくさん話せてすっきりする
親が共感的に聞いてくれれば、子どもは自分の中にため込んでいたものを吐き出すことができます。それで気持ちがすっきりして「もうちょっとやってみようかな」と言い出すこともあります(もちろんそうならないことも多いですが、3以降にあるようにやめたい理由がわかってきます)。
また、共感的に聞いてくれて自分の大変さをわかってくれた親への信頼感が非常に高まります。これによって親子関係がよくなりますし、他のことでも困り事や愚痴を親に話せるようになります。
3、やめたい理由が親にもわかる
子どもにたくさん話してもらうことで、親のほうにもたくさんの情報が入ります。それによって、子どもがなぜやめたいのか、何を嫌だと感じているのかなどもわかってきます。すると、自然に対応方法が見えてくることもよくあります。
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